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【就活・転職】面接前〜面接までチェックするポイント総まとめ

くまにぃ

いよいよ就職活動が解禁され(企業側の話ですが)、いよいよ準備に本腰という学生の方も多いかと思います。その中で、面接はまだ先の話と思っている方も多いかもしれません。ですが、面接は場数を踏めば踏む程、通過率が上がるものです。早くから準備して、多く経験を積むことが肝要です。

そこで今回は、面接の基本的なマナーについてです。面接が決定してから終了するまでの流れに沿ってお伝えしていきます。

1.日程調整について

まず面接が決定すると、まず日程の調整が必要になります。基本的には企業の担当者から電話もしくはメールで「この日はいかがですか?」と日程の打診が来ます。その際に押さえておきたいのは、主に以下のポイントです。

必ず留守番電話機能を設定しておく

携帯電話であれば着信番号が残りますが、なるべく留守番電話機能をオンにしておきましょう。企業の担当者の名前や用件が確認できるので、折り返しの連絡もスムーズに行えます。企業側からしても手間が少し減るので嬉しいです。

日程変更希望の場合、複数日程を提示する

もし企業側の提示した日程が難しい場合、必ず「この日なら大丈夫です」という日程を複数提示しましょう。一つだけでは万一それが埋まってしまった場合、また再調整が必要になります。企業側の手間も増えてしまいます。

必ず復唱確認する

日程確定後、大体の企業は念のため確認のメールを送ってくれますが、そうではない企業もあります。念のため復唱して日程に間違いがないことを確認しておきましょう。

2.面接当日の緊急連絡について

面接当日に急遽、体調不良や学業の都合でどうしても行けない場合もあります。あるいは「道程が分からない」「電車が遅延している」等の理由で遅刻してしまう場合など、不測の事態に巻き込まれることもしばしばです。その際に押さえておきたいのは、主に以下のポイントです。

必ず緊急連絡先を押さえておく

必ず緊急連絡先をメモしておきましょう。携帯のアドレス帳に登録しておくだけでも良いですが、バッテリー切れ等に備えて、手帳にメモしておくことをオススメします。手帳に面接日程・場所を書きこむ際、一緒に緊急連絡先も書きこんでおきましょう。

当日の日程変更希望はなるべく早く連絡する

できれば企業の始業開始直後に連絡しましょう。当日の朝から採用担当者は準備に入ります。つまり連絡が遅れれば遅れるほど、採用担当者と面接担当者の準備時間が無駄になってしまいます。なるべく朝一に日程変更連絡の希望を伝えましょう。

遅刻の連絡はなるべく15〜20分くらい前までに

電車の遅延や道に迷ったなどの理由で、遅刻してしまうケースもあります。この場合、いきなり5分前に「少し遅れてしまいそうです」と言われても企業側は当惑します。マナーの面から見ても、決して好ましいものではありません。
特に就活生にありがちなのが、迷子の方です。必死で携帯片手に会場を探し回る就活生が非常に多く見られますが、読めない地図を眺めていても時間の無駄になってしまいます。場所が分からなくなったら素直に企業に電話するか、道行く人に尋ねましょう。自分一人で空回りして、結果開始ギリギリの到着になってしまうと、平常心で面接に臨むこともできません。

3.面接会場に入った後について

面接会場に入ってからの基本的なポイントは、主に以下の通りです。

コートは脱ぐ

冬場はコートを着て企業を回ることになるかと思いますが、会場に入る前に必ずコートを脱ぎのがマナーです。セーターやカーディガン等は着用していても問題ありませんので、もしコートを持ち歩くのが面倒臭いという方は、インナーを工夫することをオススメします。

受付ではソファに座らない

「おかけになってお待ち下さい」と入口にあるソファ等を勧められることがありますが、基本的に座らないようにしましょう。企業を訪れる人は就活生だけではありません。他の企業の方も訪れます。ソファはそういった方々が優先的に座るものと心得ておきましょう。

すれ違う社員の方には挨拶する

基本的なことですが、これがなかなかできていない就活生が多く感じます。ハッキリと相手に聴こえるように「お疲れさまです」と声をかけるようにしましょう。マナーとして重要なことですが、じっと待っているだけよりも、たまに声を出す方がリラックスもできます。

4.面接中について

面接の最中は普通に挨拶や敬語を意識すれば問題ありません。どちらかと言いますと受け答えの内容に集中しましょう。大抵の面接官が、多少の敬語や言葉遣いの不備は聞き流してくれます。敬語やマナーや面接前後のものと割り切り、面接中はアピール内容が重要であると思うくらいが丁度良いです。

ドアの開閉は静かに

意外と多くの就活生にとって穴ではないかと思うのがドアの開閉です。よく後ろ手で閉める等の細かいマナーがありますが、そうしたものはあまり重要ではありません。一番意識して頂きたいのは「バタン!」と大きな音を立てて閉めたり、最後まで自分の手で閉めない等、当たり前のマナーの部分です。

面接官から促されるまで椅子には座らない

入室していきなり自分から椅子に座るのは勿論マナーとしてNGです。必ず面接官から促されるまでは起立して待機しましょう。

5.面接終了後について

面接終了後、一番気になるのは御礼メールでしょう。御礼メールは必須ではありません。企業からしても評価に組み入れることはほぼありません(余程評価が拮抗していない限り)。御礼メールは送られたら嬉しい程度のものと考えておけば問題ありません。

会場を出た後も油断しない

マナーとは少し違いますが、会場を出た後も油断しないようにしましょう。稀に会場を出た途端にネクタイを緩める就活生などが見受けられますが、決して好印象ではありません(寧ろ悪印象です)。家に帰るまでが遠足ではありませんが、家に戻るまでが面接であるくらいの意識で丁度良いです。

御礼メールは簡潔に御礼だけ送る

御礼メールを送りたい場合、簡潔に御礼だけを送りましょう。面接でアピールできなかったことを追記したり、御礼以外のことを書くのは逆効果になることが多いです。

くまにぃ

以上、簡単ではありますが、最低限押さえておくべき面接のポイントになりました。
面接はとにかく練習を積んで慣れることが大切です。最初はうまくいかないかもしれませんが、失敗を重ねることで格段に上達します。家で対策本を何冊も読むよりも、一人で何時間も練習するよりも、失敗しても構わないので面接を受けることがオススメです。

  • この記事を書いた人

くまにぃ

1983年福岡県育ち。人材×IT領域の経営者兼投資家。『就活・転職初心者の方、ビジネス力を上げたい方の難易度を下げる』をテーマに発信しています。【経歴】明治大学→学生起業→広告代理店(新卒)→採用コンサル起業→ITスタートアップ起業→一部上場企業へM&A→投資家【実績】年間約1万人参加の就活生向けセミナー実施

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